終身型医療保険を選ぶ際に考慮すべき2つの要素

保険の相談

医療保険には定期型と終身型の2つのタイプがあります。

定期型は、10年など一定期間で更新するタイプで、80歳~90歳まで継続できるのが一般的です。

一方、終身型は、一生涯保証される医療保険のことです。終身型医療保険の支払い方法には、一般的に二通りあり、一定の保険料を一生涯支払う方法と、一定年齢まで支払えばその後の支払いはなくなるが、保障だけは一生が続くというものがあります。

一度病気をすると、しばらくは医療保険に入りづらくなりますので、まだ健康なうちに「一生涯保障される」終身型医療保険に入ることをおススメします。

しかし近年では、終身型による新商品が数多く販売されていて、何を基準に終身型医療保険を選べばよいのかが分からないという方も増えています。

なので今回の記事では、終身型医療保険を選ぶ際に、どんなことを考慮して選ぶべきなのか、ファイナンシャルプランナーとしてのアドバイスをしたいと思います。

終身型医療保険を選ぶ際に考慮すべき2つの要素

終身型医療保険を選ぶ際に、考慮すべき点を2つ取り上げたいと思います。

1.どんな「特約」をつけるべきか

近年の医療保険は、数多くの「特約」が付けられるようになっています。

「特約」というのは、主保険につけられるオプションのようなもの。

例えば、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の入院日数を無制限に設定したり、一時金として〇百万円の給付を受け取ることができる特約もあります。

また、五疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・腎臓疾患・肝臓疾患)で就業不能になった場合に、生活費が保障されるものもあります。

ただ「特約」をたくさん付ければ安心感は得られますが、その分、保険料が高くなるため、あまり欲張らず、最低限の特約に留めるほうがよいでしょう。

というのも、医療費が一定以上を超えた場合、国の「高額療養費制度」を利用すれば、医療費の負担を大幅に減らすことができるからです。

必ずつけておいた方がいい特約は、「高度先進医療特約」です。

「高度先進医療特約」は、重粒子線や陽子線治療など、国が有効な治療として認めている治療ですが、保険適用にならない高額医療のことです。

高度先進医療特約は、特約で付けても、100円~300円くらいの追加で入れる特約なので、これだけは入っておいたほうが良いでしょう。

2.新商品の見直し

民間の医療保険が誕生したばかりの頃に比べると、保険内容はかなり進歩しています。

例えば、

入院すれば20日目から日額5,000円、手術すれば10万円が支払われる、といったとてもシンプルな内容の保険がほとんどでした。

昔は一度入院すれば長期間の入院が多かったので、20日目からでも保険金が給付されることもあったかもしれませんが、現在では、医療の進歩によって20日以上入院することは、かなり少なくなりました。

しかし、近年の医療保険は、日帰り入院でも入院給付金が支払われる商品がほとんどです。

これは、医療の進歩によって、昔の保険内容では、ほとんど給付してもらえなくなっているため、より現実的な保障内容のものに変わってきているからです。

今後もさらなる医療の進歩によって、新商品が次々と開発されることは間違いありません。

ですから、終身型医療保険に入っているから、一生涯安心と思わずに、数年に1度は保険内容を見直すようにしましょう。

現在加入している保険は今の時代に合っているものなのか、医療制度が変わって保障内容が機能しなくなっていないかを再検討することが大切です。

同じ保障内容でも他のメーカーを変えることでもっと安価なものが発売されている可能性もあります。

もし自分で多くの保険会社を比較できないのであれば、ファイナンシャルプランナーに無料で相談できるサービスを利用することができるので、専門家の意見も取り入れながら、賢く選ぶようにしてくださいね。

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