医療保険に先進医療特約は必要?実際に利用した例を紹介

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医療保険やがん保険に加入する際に、よく目にするのが「先進医療特約」というものがあります。

ほとんどの場合、「特約」というオプションで付けるかどうかを決めることができ、100円~300円くらいの特約のため、ついでにつけている人が多いようです。

今回の記事では、「先進医療特約」はどういう時に保障されるものなのか、この特約は必要なのか不要なのかを、簡単にご紹介したいと思います。

先進医療とは?

そもそも、先進医療とはどんな医療のことでしょうか?

それは、厚生労働大臣が承認した先端技術を用いた医療で、厚生労働大臣が定める基準に適合した医療施設でのみ行われた高度な医療のことです。

厚生労働省のHPでは、2019年3月時点で93種類と記載がありましたが、公的健康保険の対象に移ったり、対象から外れたりするため、見直しのたびに増減しています。

費用負担面でいうと、先進医療は保険外診療となるため、先進医療に係る費用は全額自己負担となります。

このため、「高額療養費制度」があるから大丈夫と思っていても、この先進医療に係る部分はこの制度自体から外れるため、場合によってはかなりの自己負担が強いられる場合があります。

では先進医療を受けるとどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

先進医療に係る費用・年間件数は?

先進医療の技術料は、その種類や病院によって異なります。

令和元年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について、令和元年12月13日を元に技術料を算出に実施された先進医療の実績報告から症例数の多いものをいくつかピックアップしました。

先進医療の技術銘技術料
(1件あたりの平均)
平均入院期間年間実施件数
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術302,852円11.4日147件
陽子線治療2,697,658円19.8日1,295件
重粒子線治療3,089,343円9.6日720件
MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法107,661円2.5日821件
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
※2020年4月1日より、先進医療から削除。
678,497円1.1日33,868件
歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法
※2020年4月1日より、先進医療から削除。
60,065円56件

<出典資料:中央社会保険医療協議会総会資料>

先進医療特約はつけておくべきか?

上記は一部にすぎませんが、先進医療の費用は比較的安価なものもあれば、数百万円単位のものもあります。

例えば、先進医療の中でも高額なものとして「重粒子線治療」や「陽子線治療」がありますが、この治療は主に一部のがん治療に効果が期待されている治療法です。

また、年間で最も多く実施されている先進医療は、「多少点眼内レンズを用いた水晶体再建術」です。

これはいわゆる「白内障」の際の治療で行われるものです。

一般的な白内障の手術は、焦点が遠方または近方の視力回復しかできませんが、「多少点眼内レンズを用いた水晶体再建術」を行えば、遠方、近方の視力回復が可能となり、眼鏡への依存が軽減されるというメリットがあります。

先進医療を実際に利用した例

当サイト筆者の義理の母(当時81歳)の実例ですが、2018年の夏に「多少点眼内レンズを用いた水晶体再建術」で白内障の手術を行いました。

この先進医療を受けたことにより、眼鏡をかけずともハッキリと見えるようになったと大変喜んでおりました。もちろん、医療保険に先進医療特約をつけていたため、技術料(両目で約100万円ほど)はすべて返還され、自己負担額は数万円で済みました。

実は義父もその前に白内障の手術を行ったのですが、義父は先進医療特約をつけていなかったので、一般的な白内障の手術を受けました。

そのため、遠方の視力は回復しなかったため、老眼鏡をかけています。

先進医療特約をつけていなかったばかりに、これだけの差が出てしまったのは残念なことでした。

まとめ

先進医療特約は、医療保険やがん保険にオプションでつけるものが多いのですが、2019年3月時点では、通算限度額1,000万円あればとりあえず安心額といえるでしょう。

また、先進医療特約の他にも、様々な特約がありますので、今後保険の見直しをされる際は、ファイナンシャルプランナーに相談されることをお勧めします。

ファイナンシャルプランナーは、最新の医療事情にも通じており、その人その人に合わせた保険の提案をしてくれます。

これから医療保険やがん保険の見直しをされる際の参考になれば幸いです。

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